
はじめに:シーズーには体質に合ったフード選びが大切
シーズーは、つぶらな瞳とふわふわの被毛、そして人懐っこい性格で人気の高い小型犬です。一方で、皮膚トラブルや涙やけ、太りやすい体質など、健康管理に注意すべきポイントが多い犬種でもあります。
そんなシーズーの健康を支えるうえで欠かせないのが、日々の食事=ドッグフードの選び方です。体調やライフステージに合ったごはんを選ぶことで、病気を未然に防いだり、日常的な不調を改善したりすることができます。
この記事では、シーズーに多い悩みや体質をふまえながら、フードを選ぶときのポイントと、厳選したおすすめドッグフード7選をご紹介します。
「うちの子に合うごはんを探したい」「今のフードで大丈夫か不安」という飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
シーズーの特徴とドッグフード選びの基本
シーズーは見た目の愛らしさとは裏腹に、体質的には非常にデリケートな犬種です。以下のような特徴をふまえ、ドッグフード選びには特に慎重になる必要があります。
- 皮膚トラブルが多い:皮膚が弱く、乾燥やかゆみに悩む子が多いため、オメガ3脂肪酸やビタミンが豊富なフードを選びたい。
- 涙やけしやすい:目が大きく、顔の構造的に涙が溜まりやすいため、添加物の少ないナチュラルフードが理想。
- 太りやすい:運動量が少なめなので、高カロリーすぎるフードは肥満の原因に。
- 歯が小さい・噛む力が弱い:小粒で食べやすいフードがベター。
さらに、食の好みにうるさい子が多いのもシーズーの特徴。香りや風味へのこだわりが強いため、嗜好性の高さも重要なポイントです。
シーズー向けドッグフード選びのチェックポイント
1. 良質なたんぱく質を使用しているか
たんぱく質は筋肉や皮膚、被毛の健康に欠かせません。特に鶏肉や魚などの動物性たんぱく質が主原料となっているフードが理想的です。植物性たんぱく質よりも消化吸収に優れ、効率的に栄養を取り込むことができます。
2. 添加物・人工保存料が少ない
涙やけや皮膚トラブルの要因になることもあるため、合成添加物や着色料、香料などは避けたいところ。原材料の表記をチェックして、保存料や酸化防止剤が天然由来であるかも確認すると安心です。
3. 消化しやすい素材であるか
胃腸が弱いシーズーには、消化吸収に優れた原材料を使っているフードが向いています。穀物の使用は控えめ、またはグレインフリー設計がベターです。消化サポート成分(オリゴ糖・乳酸菌など)が含まれているとさらに安心。
4. 粒の大きさと食べやすさ
口が小さく、歯並びが密なシーズーには、小粒設計で、かたすぎず食べやすいフードを選びましょう。噛む力が弱い子やシニア犬の場合は、ふやかしやすい形状かどうかも重要な判断材料になります。
5. 毛並み・皮膚のサポート成分が含まれている
オメガ3・6脂肪酸や亜鉛、ビタミンEなどが含まれていると、皮膚の健康や毛ヅヤの維持に役立ちます。その他、アスタキサンチンやルテインなどの抗酸化成分もあれば、エイジングケアにもつながります。
編集部おすすめ!シーズーに人気のドッグフード7選
1. OBREMO(オブレモ)
無料のフード診断から愛犬にぴったりなレシピを提案してくれるドッグフード。国産・無添加で安心できる品質です。体質や好みに応じて「鶏肉」「馬肉」「魚系」など複数のラインナップがあるのも魅力。
- 原材料:ヒューマングレード素材を使用
- 保存料・着色料不使用
- 腸内環境を整える乳酸菌入り
- 少食や軟便の子にもおすすめ
2. モグワン
チキンとサーモンを主原料にした高たんぱく・グレインフリー設計。食いつきの良さに定評があり、毛並みや皮膚の健康維持をサポートしてくれる栄養素も豊富です。
- ヒューマングレード・グレインフリー
- オメガ3・6脂肪酸を配合
- 着色料・香料無添加
- 食欲にムラのある子にも人気
3. このこのごはん
小型犬専用に開発された国産ドッグフードで、涙やけや体臭対策に人気。腸内環境を整える乳酸菌や消化の良い素材を使っているので、軟便気味な子にもおすすめ。
- 小麦グルテンフリー
- ササミ・鹿肉・まぐろなど高たんぱく
- 小粒・ソフトタイプ
- 食べやすさと香りも◎
4.カナガン チキン
イギリス産のチキンを50%以上使用し、ハーブや野菜もバランス良く配合。グレインフリーでありながら栄養バランスが良く、運動量が少ないシーズーにも適しています。
- 原材料の透明性が高い
- オールステージ対応
- 香料・着色料無添加
- 運動不足気味の子にも
5.UMAKA(うまか)
九州産の華味鶏を100%使用した国産フード。和風だしの香りが食欲をそそり、フードに飽きやすい子にもぴったり。全年齢対応なので家族で長く使えます。
- 鶏肉ベースで香り高く嗜好性◎
- グレインフリーではないが低アレルゲン
- 皮膚・毛並みサポート成分配合
- 香りで選びたい子に
6. ペロリコドッグフード ライト
体重管理を目的とした低脂肪・低カロリー設計。ダイエット中の子や避妊・去勢後の体重増加が気になる子におすすめ。ビタミン・ミネラルも豊富で栄養はしっかり確保。
- ダイエット対応でもおいしい
- 食物繊維で満腹感をサポート
- 高齢犬や室内犬にも好相性
7.ミシュワン(シニア用)
関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)配合で、7歳以上のシニア犬におすすめ。小粒で柔らかめなので、噛む力が弱くなった子にも食べやすいです。
- 高たんぱく・低脂肪
- 消化器や関節をまとめてケア
- シニアの毛並み・皮膚もサポート
ドックフードについて、私はこちらの比較サイトを参考にしています。
→おすすめの比較サイト「アニマルドクターズ」
フードの切り替え方法と注意点
新しいドッグフードに切り替える際は、急に変更せず、1週間程度かけて徐々に慣らしていくのがポイントです。
例:
- 1〜2日目:新フード25%、旧フード75%
- 3〜4日目:新フード50%、旧フード50%
- 5〜6日目:新フード75%、旧フード25%
- 7日目以降:新フード100%
急な変更は下痢や食欲不振の原因になるため、愛犬の様子を見ながらゆっくり切り替えていきましょう。特に、過去にお腹が緩くなりやすかった子や、食への警戒心が強い子にはより慎重な対応が求められます。
まとめ:体質に合ったフードでシーズーの毎日を健やかに
シーズーは小柄でかわいい反面、皮膚や消化器系にトラブルが起きやすい犬種です。健康を維持するには、フード選びが非常に大切です。
- 良質なたんぱく質を含む
- 添加物が少ない
- 消化に優しい
- 小粒で食べやすい
- 皮膚や被毛の健康をサポート
これらのポイントを押さえて、自分の愛犬に合ったごはんを見つけましょう。
今回紹介したドッグフードを参考に、シーズーがもっと元気で長く過ごせるような“食”のサポートをしてあげてくださいね。
毎日の食事は、健康だけでなく、愛犬との絆を深める大切な時間でもあります。
追記:おすすめのドックフード比較サイト
ドックフードについて、私はこちらの比較サイトを参考にしています。
→おすすめの比較サイト「アニマルドクターズ」